花束みたいな恋をしたを見たので感想

「花束みたいな恋をした」を見てきました
口コミが良かったので気になって見に行ったんですが、確かに面白かった
映画を見終わってまず思ったのは
「こういう風に別れられたらいいよなー」
って言葉
別れのお手本ってくらい良い別れ方!!
こんな風にお互いが同じ気持ちでキッパリ円満に別れられないからこそ
長く付き合うと大変っていうのもあると思うんですが
本当に綺麗に良いお別れができていて、そこが「えらいなー」というのがまず出た感想でした
始まりから終わりまで同じような事を言う2人だったんだな
内側で感じていることは違うけど、表面に現れているものは同じというか
同じ言葉を発するけど、それを言う理由は少し違うという感じで
そういう2人だったから、唯一お互いをつなぎ合わせていた
見えている世界が違ってきてしまった時に、関係も終わってしまったんだろうな
もしもっと若い時にこの映画を見ていたら
「なんで別れるの?気持ち入れ替えたら上手くいくよ」
とか具体性のない理由で、別れる事を否定していたんだろうなとも思いました
今見ると「別れ」を選んだ2人への疑問はないけど、二十歳の時とかに見たら「別れなくてもいいのに」って思っただろうなー
もう少し若い時期だと「恋愛ってこうやってずっと一緒にいるもんなんだな」とか思ったかもしれない
それよりもっと若い時だと「恋ってこんな風に気の合う人とするもんなんだな」とか思っただろうし
そして今は「理想の別れ方だな」と思う
年齢が上がる毎に着目する時期が始まりから終わりの方に変わっていっている