食べ物依存症とは?過食症との関係と断ち切り方も自分の体験から書いてみた

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依存症は、ギャンブルやお酒だけではありません。

食べ物に依存する「食べ物依存症」というものがあります。

 

食べ物は人間が生きていくうえで欠かすことのできないものですが、依存症になってしまうと必要以上の食べ物を欲するようになります。

 

ここでは、食べ物依存症とは何かと、過食症と食べ物依存症の関係、またその断ち切り方を紹介します。

食べ物依存症とは

食べ物依存とは、「特定の食べ物」もしくは「食べる」という行為に依存していることを言います。

 

食べることが中毒になっていて、体に悪いと分かっていたり、病気になっていたりしても、食べることをやめられない状態です。

 

 

依存症の定義

 

依存症とは「やめたくてもやめられない」状態のことを言います。

1日中そのことが頭から離れず、何度も繰り返します。

 

アルコール中毒や、ギャンブル中毒などが有名な依存症ですが、家族や仕事を失っても、お酒やギャンブルをやめられないという話をテレビで見たことがある人も多いですよね。

 

依存症とは、このように何かを犠牲にしてでも、その事をやめられないという病気なのです。

 

依存症には3種類ある

 

依存症には「物質依存」「行為依存」「人間関係依存」の3種類があります。

 

物質依存

物質依存とは、ある特定の物質に依存することをいいます。

 

物質依存の例)

  • アルコール依存
  • 薬物(違法ドラッグ・合法ドラッグ。処方薬)依存
  • タバコ依存
  • 食べ物(砂糖・小麦など)依存

 

ある特定の食べ物に依存している「食べ物依存」も、この物質依存に当てはまります。

 

行為依存

行為依存とは、ある特定の行為や、その過程に依存することをいいます。

 

行為依存の例)

  • ギャンブル依存
  • ネット依存
  • 買い物依存
  • セックス依存
  • 仕事依存

 

「食べるという行為」に依存している場合は、この行為依存に当てはまります。

 

人間関係依存

人間関係依存とは、ある特定の人間関係に依存することいいます。

 

人間関係依存の例)

  • 恋愛依存
  • 共依存(他人へ従属しつつ理想を押し付け自分を犠牲にする)
  • DV
  • ストーカー

 

過食症は物質依存と行為依存のかけもちの場合がある

 

依存症は、2つ以上の依存を併発したり、ある依存症が治ると別の依存症になったりしやすい病気です。

 

過食症は心理的なもの、食べ物依存症は脳の反応であり、両者は別物だという説もあります。

 

けれど、私の過食症の経験上、食べ物依存症と過食症は密接に関係しています。

 

過食症の時を思い返すと「ある特定の食べ物への依存」と「食べるという行為」への依存、2つの依存症があったように思います。

 

そのため、依存の強い食べ物を避けて過食頻度は減りましたが、完全にはなくなりませんでした。

 

過食症が治ったのは「食べるという行為に依存している理由」を自分なりに理解した時です。

 

どのように理解していったのか、また別記事で詳しく書きます。

 

 

食べ物依存症だと気づいた時にすること

 

自分が食べ物依存症かもしれないと思った時にすることを2つ紹介します。

 

あくまでも私の経験から学んだことですが、過食症を治すには欠かせないプロセスだと思います。

 

①依存の強い食べ物を見つけて、それを避ける

 

食べ物依存症だと気がついたら、自分が依存している食べ物は何なのか見つけましょう。

 

私の場合は「パン」でした。

一般的に「砂糖」や「小麦」が依存性が強く、過食症の人は「パン」に依存していることが多いです。

 

どの食べ物を我慢できないか、過食しているものを思い返してみましょう。

 

その依存している食べ物が分かったら、それはもう食べないでおきましょう。

 

依存しているものをどれだけ食べても満足するのは一瞬です。

過食した後は、もっと強い刺激を求めてたくさん食べたくなります。

 

また「少し食べること」は逆効果です。

 

少しで我慢できれば過食症にはなりません。

 

思いきって、依存している食べ物は食べない生活をしましょう。

 

 

②依存することで逃げていた自分の感情を見つける

 

特定の食べ物を避けたら、次は「食べるという行為」に依存することで、逃げていた本心を見つめ直しましょう。

 

過食症になるということは、長年押し殺していた自分の本心があるはずです。

その本心は自分でも分からなくなってしまっている事も多いですが、諦めず地道に探します。

 

ノートに感情を書きなぐったり、人と話している時に自分が何を思っているかに敏感になったり、過食する前の感情を思い返してみたり、ヒントはたくさんあります。

 

自分が何から逃げようとしていたのかを、時間がかかっても探っていきましょう。

自分の本心に気づくまでは、つらいときもあります。

 

でも押し殺していた気持ちと向き合うことで、自分の過食の意味がストンと理解でき、過食衝動が起きても振り回されることがなくなります

 

依存を断ち切るには、その根っこにある依存する理由を知ることが大切です。

 

meguren