危険?怪しい?ヴィパッサナー瞑想合宿に対する批判についての経験者の意見

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「ヴィパッサナー瞑想合宿」と検索すると、「危険」「怪しい」といったワードを見かけます。私は瞑想合宿に参加する前、先入観を持ちたくなかったのと、合宿内容のネタバレが嫌だったので、何も調べず参加しました。

瞑想合宿を終えて、他の人の感想を知りたくなり「ヴィパッサナー瞑想合宿」についてはじめて調べてみました。

 

合宿前に見ていたら、参加をやめていたんじゃないかな?と思うほど不気味なことを書いているブログもありました。

合宿に参加していない人にとっては、10日間の瞑想合宿は不安なものだと思います。

ここでは「危険」「怪しい」といった瞑想合宿の批判に対して、実際に経験して思ったことを書いていきます。

 

ヴィパッサナー瞑想合宿って宗教の勧誘じゃないの?

瞑想合宿に参加すると母親に伝えたとき、まず心配されたのが「宗教じゃないの?」ということでした。ネットで検索しても「ヴィパッサナー オウム」とか出てきますしね。

 

結論を先にいうと、宗教ではありませんでした。

 

ヴィパッサナー瞑想は、ブッダの瞑想法なのですが「仏教」でもなかったですし、他の宗教を勧めるような話も一切ありませんでした。

 

 

むしろ、合宿中は、宗教的な儀式や祈り、アクセサリーも禁止されていました。

 

合宿中の宗教的な行動は禁止されていましたが、それは合宿中だけの話であって、宗教を否定することもありませんでした。

 

「信じている神があるならば、それは結構なことです。そのまま信じなさい」という話もあり、瞑想センターを作ったゴエンカ氏も「昔は熱心なヒンドゥー教徒だった」と語っていました。

 

また「ヴィパッサナー瞑想法は、宗教も人種も年齢も性別もカーストも、全てのものを受け入れる」と講話で話していました。

 

宗教の勧誘の要素は1ミリもなかったので安心してください。

 

ミャンマーやインドというお国柄、宗教の話はありましたが、それは「熱心な○○教の生徒さんがいました」などエピソードトークとして使用されていたくらいです。

 

他の生徒さんに勧誘されることもなかったです。

 

ヴィパッサナー瞑想合宿って危険なの?

これは「ヴィパッサナー瞑想」が危険なのか、「瞑想合宿」が危険なのかによって答えが分かれます。

 

まず「ヴィパッサナー瞑想」自体が危険かどうかについては、正直分かりません。私は専門家でもなければ、特殊能力もないので、瞑想法が危険かどうかまでは分かりません。

 

 

↓この記事にも書いた通り、瞑想合宿では感情の揺れや、今までにない体験があったので、それを危険と捉えるかどうかは人それぞれです。

 

10日間のヴィパッサナー瞑想合宿で起きた12の不思議体験

【10日間の体験記】ヴィパッサナー瞑想合宿に27歳の女が行ったので1日ごとの感想を書く。

 

 

 

次に「瞑想合宿」が危険なのかどうかについてですが、全く危険ではありません。

 

瞑想中のルールについては別記事↓で書いていますが、このルールも参加前に守れるか何度も確認されます。

 

【合宿規則と出発と施設紹介①】京都のヴィパッサナー瞑想合宿に行ってきたよ

 

 

ルールが守れないと感じたら、参加はやめてもいいですし、合宿途中にリタイアして帰る人もいました。

 

安全という面でも、男女は完全に分けられていますし、盗みも禁止ですし問題ありません。(そんなことしたらバレますしね)

 

運悪く、極悪人と同じ部屋になったりしたら危険かもしれませんが。

 

でもヴィパッサナー瞑想合宿は、キャンセル待ちが毎回出ているくらい人気です。

応募するためには個人情報を登録する必要があります。瞑想センターも田舎のアクセスの悪い場所にありますし、到着してからも規則を守れるかもう一度確認されます。

 

本気で合宿に参加するつもりじゃないと、途中で面倒になると思います。

 

 

実際、真面目に参加する人ばかりで、「サボったら目立つから真面目にしよう」と影響を受けたくらいです。

 

 

ヴィパッサナー瞑想合宿ってなんか怪しくない?

10日間の瞑想合宿と聞いて「怪しい」と思うのは普通です。実際、私もヴィパッサナー瞑想合宿を知った時「怪しい」と思いましたし、参加までに少し時間がかかりました。

 

でも、参加した今言えるのは「全然怪しくなかった」ということです。

 

本当に怪しいところが全くないんですよ。

 

実際にヴィパッサナー瞑想合宿に参加した人に聞いてみたら、100人中99人は「怪しくない」と答えると思います。

 

100人中100人でもいいんですが、「ヴィパッサナー瞑想合宿」で検索して懐疑的な記事を見た後なので、99人にしておきます。

 

 

10日間も連絡を取れず、誰とも喋ってはいけなくて、読書もメモ書きも禁止なんて聞いたら、そりゃあ怪しいと思いますよね。

 

でも全然怪しさはなかったです。むしろクリーンでした。超絶ピュアな空間でした。

 

 

講話や教えに関しても怪しさはなかったです。むしろシンプルで分かりやすい教えでした。究極的にシンプルに言えば「悪いことをせず、良いことをしよう」という教えです。

 

 

教えの根拠を、理論的、科学的に説明してくれますが、その際にパーリー語という古いインドの言葉を使います。そういった特殊な言葉が、宗教を匂わせたり怪しい雰囲気を醸し出すのかもしれません。

 

 

人によって怪しさを感じるところと言えば「輪廻転成」の話ですかね。

 

生まれ変わりについての話はされます。ブッダが悟りを開いたときに「自分の過去世を全て見た。私はもう生まれ変わることはない」と話すエピソードもあります。

 

でも「輪廻転成を信じなくてもいい」とも言われます。基本的に「違和感があるなら信じる必要はない」というスタンスです。

 

講話の中では例え話も多いので、「生まれ変わり」の話が疑わしいと思うのであれば、たとえ話の1つと捉えればいいと思います。

 

 

 

ヴィパッサナー瞑想合宿ってお金を要求されるんじゃないの?

瞑想合宿に参加するとなると、やっぱりお金のことは気になります。10日間も食事と寝るとこ付きですからね。

 

金銭的な要求はありませんでした。

 

もちろん、ヴィパッサナー瞑想合宿は寄付によって運営されているので、最終日に寄付をするよう促されますが、大金を払うように指示されることはありません。金額の大きさではなく、寄付をするときの気持ちが大事だという話はされました。

 

お金の寄付より、瞑想センターのスタッフを確保するのが大変らしく、奉仕者(キッチンスタッフやコースマネージャー)として働くことの大切さを説かれました。(指導者も奉仕者も無給です)

 

施設の建設費用や、年間の寄付金額などは、最終日に壁に張り出していました。お金の使い道を明らかにしていて、不透明さはなかったです。

 

合宿から帰ってきてからも、金銭的な要求はありません。寄付をする場合の振込先などのお知らせはありました。

 

 

ヴィパッサナー瞑想合宿は危険でも怪しくもなかったよ!

私が瞑想合宿に参加して実際に感じた結論として、「怪しくもないし危険でもない。宗教でもなければ金銭の要求もないよ」ということです。

 

人の善意の上で成り立っている組織だと感じました。寄付金額や建設にかかる費用なども明らかにしていて、少しも「ん?」と違和感を覚えることはなかったです。

 

あんまり褒めると逆に怪しいので、危険ポイントを無理にあげるとするならば「ヴィパッサナー瞑想の力を信じすぎている生徒がいた」くらいですかね?

 

 

「瞑想を正しく修行すれば、全てのことが良くなる」と信じている人がいました。それ自体は悪いことではないと思います。でも、あくまでも瞑想法なので、ヴィパッサナー瞑想を実践すれば万事うまくいくと信じるのは、宗教的に捉えてしまっているように感じました。

 

自分や人生を良くする上で、ヴィパッサナー瞑想はとても良いものだと思います。私も真面目に実践していきたいと思っていますし、人生が好転する力が瞑想にはあると思います。

 

でも「瞑想すればうまくいく」という考え方には違和感を感じました。そもそもヴィパッサナー瞑想の教えが「何かを期待して善を為してはいけない」ですからね。

 

「悟りを開きたいと瞑想を始めても、悟りはひらけない。むしろその考えが悟りから遠ざける」という教えなんです。

 

「瞑想をすることで得られる効果を期待してはいけない」と教えられながら、「瞑想をしたらうまくいく」と考える。その考え方が私が唯一危険を感じたことです。

 

 

 

めぐれん

めぐれん

1990生まれ