京都のヴィパッサナー瞑想合宿で出た食事たち

10日間の瞑想合宿では、どんな食べ物を出されるのか気になりますよね。
私は合宿前すごく気になりました。
ここでは、合宿中にどんな食事が出るか紹介します。
目次
食事はバイキング形式
食事はバイキング形式です。器やお箸を取って、自分で食べたいだけ盛ります。
飲み物もコーヒーや紅茶など、好きな飲み物を自分で作って飲みます。
食べ終わった後は、自分が使った食器は自分で洗って、拭いて、食器入れに片付けて食事終了です。
食事の際に常備されているもの
瞑想合宿のご飯で、基本的に用意してくれているセット類を紹介します。
ご飯セット(朝と昼)
- 玄米ご飯
- 白ご飯
私は「せっかくだから、とことん健康的に行こう」と思い、毎食玄米ご飯を食べていました。
玄米ご飯ってお腹にたまるから、あんまりお腹空かずに済むんですよね。あと、よく噛むので満腹感もありました。
飲み物セット(朝・昼・夕)
- ポットのお湯
- 熱いほうじ茶
- 粉末コーヒー
- ティーパック紅茶
- 豆乳
- 牛乳
- ポッカレモン
- 砂糖(茶色の体に優しそうなやつ)
- シロップ
- すりおろし生姜
私は紅茶派なので、豆乳ミルクティー生姜紅茶を作ってはよく飲んでいました。
コップ6分目くらいで、濃い紅茶を作って砂糖と生姜を入れて混ぜ、豆乳を入れて混ぜて出来上がりです。すりおろし生姜を家にも常備しようと思いました。(思っただけでしていない)
あと、甘いものが欲しい時は、豆乳にシロップを多めに入れて飲んでいました。良い砂糖を置いてくれているおかげで、砂糖だとガツンという甘さが足りないんですよね。脳にダイレクトな甘みが欲しい時は、シロップを使っていました。
調味料セット(朝と昼)
- 塩
- 白ごま
- 黒ごま
- 味噌(甘め)
- 梅干し(めっちゃしょっぱい)
- お酢
- オリーブオイル(あったりなかったり)
私は玄米ご飯に黒ごまと塩をかけたり、味噌を付けて食べたりしていました。
油っぽいものが欲しい時は、オリーブオイルを玄米ご飯にかけました。
パンセット(朝ごはんのみ)
- パン
- 黒ごまペースト
- ジャム
- バター
ジャムだけ食べたり、ご飯に黒ごまペーストをかけて食べたりしている人がいました。
みんな与えられた食料で、うまいこと組み合わせて欲する味を作り出すんだなと。料理の始まりを見た気がします。
フルーツセット(朝と夕)
- りんご
- バナナ
- オレンジ
- グレープフルーツ
フルーツと一緒に、包丁とまな板が置いていて、好きなだけ切ってお皿に盛ります。
皮も綺麗に向いている人が多かったです。私は面倒なのでりんごは芯付き皮ごとで丸かじりしていました。オレンジの皮も食べながら向いていました。
朝ごはんのメニュー(6:30)
上記のセットメニューと、以下のおかずやスープなどを出してくれました。
- ミルクがゆ・豆乳がゆ(玄米とミルクに、レーズンと砂糖・シナモンが入った甘いおかゆ)
- 普通のおかゆ
- 味噌汁
- 野菜スープ
- 豆乳スープ
- ミネストローネ的なスープ
- 漬物
- プルーン
ミルクがゆが意外に美味しかったです。インド料理で「キール」というらしいです。
「ちょっと気持ち悪いな」と思いながら、食べたんですが、甘みが合宿中にはちょうど良かったのか美味しくて、体もポカポカしました。無駄なものを食べていないと、シンプルなものが体に染みるんですね。
適量の甘みは人をリラックスさせるということを実感しました。いつも甘さを摂りすぎるから、逆にイライラしたり落ち着かなくなるんだなと。
昼ごはんのメニュー(11:00)
昼ごはんの方が朝ごはんより、おかずがボリューミーでした。
- ビビンバ
- にんじんご飯
- 炊き込みご飯
- 八宝菜
- じゃがいもと厚揚げの煮物
- サラダ
- うどん
- ミートソース的なパスタ(もちろん肉なし)
- 野菜スープ
- 味噌汁
- カレー(10日目)
合宿中の食事は、脂が少なく薄味なので、10日目のカレーにみんなテンションが上がっていました。あんなに味のしっかり付いたものは久しぶりだったので、すごく美味しかったです。
ちなみに私は小麦アレルギーなので、カレーに小麦粉が入ってないか不安で素直に喜べなかったです。キッチンスタッフの方に確認したら「小麦粉は使ってません」ということで、その言葉を聞いて喜んで食べました。
夕方のティータイムのメニュー(17:00)
夕方は初めて参加する生徒だけ、フルーツを食べることができます。
2回目以降の古い生徒は、飲み物のみです。牛乳や豆乳は食べ物と見なされるので、レモン水やカロリーのないものだけ飲んでOKのルールです。
上記の飲み物セット、フルーツセットの他に出ていた飲み物
- ハーブウォーター(ハーブを浸けた水かな)
- 便秘の方向けのお茶とレーズン
合宿中は便秘になったって人がすごく多かったです。食事が少ないからか、繊維が多すぎるのか、運動不足なのか、なんなのか分かりませんが。
ヴィパッサナー瞑想合宿のご飯の感想
瞑想合宿中のご飯は薄味で油少なめです。シンプルで、いわゆる素材の味がするってやつです。でもすごく愛情を感じる料理でした。味付けをしっかりするのって、その素材を信用していない料理法な気がしました。(←なんやこいつ)
古い食材をごまかすためというか(←いや、だからお前なに)
あと、しみじみ思ったのが、料理ってシンプルで良いんだなということです。家で誰かに料理するとなると、ソースやらなんやらを、こってりしたお肉にかけて、彩りを気にして食べたくない野菜をちょこんと乗せてみたり。
そんなことする必要ないんだなと思いました。もちろん外食するときや、たまの楽しみでするのは良いですが、日常的に凝った割には栄養が少ない料理をする意味は、「カッコつけ」以外に何があるって感じでした。
ディスってないですよ。
私の性格が、凝った料理とか面倒なんですよ。難しい料理が好きな人ならその才能を伸ばせば良いんでしょうが。私がその面倒なことに時間と手間をかけていたのは、カッコつけていたんだなと、自分に対して思ったんです。
シンプルな料理で良いんだと、自信を持ちました!(←「!」で自信を表現しました)
瞑想合宿中の料理は美味しいので、好き嫌いが少ない人なら問題ないと思います。外国の方に毎食、白ご飯だけ食べてる方がいましたが、好き嫌いが多くてもご飯があるので生きていけます。
あと、最終日には10日間のレシピ集を見られます。瞑想合宿中は毎回、同じメニューが出されているようです。レシピをメモしている方もいました。
ヴィパッサナー施設内の写真は以下の記事で載せています。↓
http://moya-detox.com/vipassana-rule/
http://moya-detox.com/vipassana-center/
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