【合宿規則と出発と施設紹介①】京都のヴィパッサナー瞑想合宿に行ってきたよ

こんにちは。
今回は10日間の瞑想合宿に行ってきたので、そこでの体験記を書いていきます。
この記事は規則や出発前のことについてなので、合宿中のことについては以下から。
ヴィパッサナー瞑想合宿の規則
10日間の瞑想合宿中には規則があります。その規則は以下の通りです。
- 生きものを殺さない
- 盗みをしない
- 性的な過ちを犯さない
- 嘘をつかない
- お酒や薬、タバコは摂らない
- 10日目の午後まで、誰とも話をしない(アイコンタクトも手紙もだめ)
- 携帯電話や読書も禁止(初日にスタッフに預ける)
- 誰とも体が触れてはいけない
- 男女は完全に分離される
- ヨガやストレッチ、その他の運動は禁止(早歩き程度はOK)
瞑想合宿のスケジュール
ヴィパッサナー瞑想合宿ではスケジュールが決められていて、毎日そのスケジュールをきちんと守って生活します。毎日のスケジュールは以下の通りです。
4:00 | 起床 |
4:00~ 6:30 |
瞑想ホールか自室で瞑想 |
6:30~ 8:00 |
朝ごはんと休憩 |
8:00~ 9:00 |
瞑想ホールにてグループ瞑想 |
9:00~ 11:00 |
瞑想ホールか自室で瞑想 |
11:00~ 13:00 |
お昼ご飯と休憩 |
13:00~ 14:30 |
瞑想ホールか自室で瞑想 |
14:30~ 15:30 |
瞑想ホールにてグループ瞑想 |
15:30~ 17:00 |
瞑想ホールか自室で瞑想 |
17:00~ 18:00 |
ティータイムと休憩 |
18:00~ 19:00 |
瞑想ホールにてグループ瞑想 |
19:00~ 20:30 |
講話 |
20:30~ 21:00 |
瞑想ホールにてグループ瞑想 |
21:00~ 21:30 |
質問と休憩 |
21:30 | 消灯 |
出発
午前11時に家を出発し、まず京都駅へ向かいました。
京都駅近くでまずはランチ。
合宿センターでは完全菜食の食事が出るということで、海鮮丼を食べました。
JR京都駅前の、京都ポルタ地下にある「マルモキッチン」というお店です。美味しかった。
ここから当分の間、お魚ともおさらばです。
瞑想センターへは京都駅から電車で40分の園部駅に向かいます。そこからバスで30分。次にお迎えの車に乗って15分ほどで到着します。
迎えの車に乗るときも、男女で隣に座らないように分けられました。
瞑想センターに到着
15時半に到着しました。
瞑想センターの外観
思っていたよりも、こじんまりとしていました。
受付も男女別に行います。
生活空間もお庭も全て男女別です。とことん瞑想に集中できるように工夫されています。
夜から「聖なる沈黙」が始まり10日間は誰とも話してはいけないのですが、コースが始まるまではおしゃべりOKです。
でもあまり話をしている人はいませんでした。
外国の方の話し声は聞こえましたが。
私は誰とも話をしませんでした。話をして中途半端に仲良くなってしまうと、その後の沈黙を守りにくなると思ったからです。
全く知らない人より、少し知ってる人の方が気を使いませんか?私は、少し知ってる人にとても気を使うので、この時話をしなくて正解でした。
まず受付をする
到着すると、最初に食堂に行きます。
そしてアンケートのようなものを書きます。
このアンケートで、規則をきちんと守れるという誓いも立てさせられます。
名前や経歴、コースに参加しようと思ったきっかけなどを記入して、財布やケータイは写真右の袋に入れて預けます。
ちなみに預けるまでは、ケータイも自由に使って大丈夫です。(圏外でしたが)
この時に、ノートや本、ウォークマン(ラジオや音楽を聞くことも禁止)、お菓子など、コースに不要な物も一緒に預けます。
アンケートと貴重品をスタッフに預けると、部屋の番号を教えてもらえ、そこで受付完了です。
部屋に入って荷ほどきとベッドメイク
私は布団の部屋でした。ベッドが良いなと思ってたんですが、人数の少ない部屋なのでよかったです。
他の部屋は8人部屋でしたが、私の部屋は3人部屋でした。
全ての部屋は確認できませんでしたが、ベッドは2段ベッドの部屋と、ベッドが8つ敷き詰められている部屋などがありました。
2段ベッドの部屋
部屋に入って、まず布団を敷きました。そして、楽な服に着替えて18時の鐘の合図がなるまで待機です。
コース中はご飯の時間や瞑想の時間など、全て鐘の音で教えてくれます。ちなみに朝の起床だけは鈴の音でした。
時間を教えてくれる鐘
奉仕者(食事や身の回りのお世話をしてくれるスタッフ)が、鐘を鳴らして合図してくれます。
瞑想合宿スタート
鐘が鳴ってコースが始まります。
到着日の夜は軽食が出ました。メニューはお蕎麦で、とても薄味です。
菜食メニューのため、カツオや煮干しなどの出汁はとっていないと思います。
食事後、食堂で男女一緒にコースの説明を受け、その後瞑想ホールで指導者のオーディオテープを聞きながら、初めての瞑想を行います。
9時半に消灯され寝ました。
寝不足で行って良かったです。
眠たかったのですぐに眠れました。
施設紹介
瞑想センター敷地内の地図です。
左側が男性エリア。右側が女性エリアです。
宿舎も食堂も、男女で分けられていますが、瞑想ホールのみ男女同室になります。
女性宿舎の外観
二階建てで、新しい生徒(初参加)は1階。古い生徒(2回目以上の参加)は2階の部屋をあてられます。
宿舎の入り口です。
合宿中は棚に靴が置き切れずに溢れていました。自由に使えるスリッパと長靴が置いてあります。
写真が多くなるので、次の記事に分けて紹介します。